大阪外語年金裁判最新情報

実際の裁判は、例えば有名なアメリカの法廷ドラマ「ペリー・メイスン」のようには進まないようである。

ゼネラルユニオン組合員が大阪外語を相手取って起こした裁判の第1回公判は3月に開かれたが、現在も書面や書証の提出・交換が行なわれている。年内には証人調べが行なわれることを我々は希望しているが、どうなるかはまだ不明である。

なぜ進行が遅いのか? 我々にもわからない。実際のところ公判は4~6週毎に開かれ一回の公判は通常は最長で2時間である。しかし、わずか5分の場合時々もある。裁判制度そのものを疑いの目で見ている人は、「そもそもこの制度は人々に正義を求めさせないためのものだ」と考えている場合もある。これは日本だけの問題だと思っている人もいるようだが、様々な外国から来た人達の「本国」、つまり、いろんな外国にも、裁判を長引かせる問題点があるのだ。

今回の裁判の背景については詳しく説明している記事もある。要するに、現在は退職している我々の組合員を、以前働いていた大阪外語は法に従わず社会保険に加入させなかった。そのために、この組合員の年金の受給額は損害を被り、その賠償を求めて彼は裁判を起こし、組合はこれを支援しているのである。

最近の公判も書面や書証の提出・交換だった。でも明らかになったことがある。会社側には、法に従ってこの組合員を社会保険に加入させなかったことを正当化できるような物証は何もないのだ。

一方原告側は、20年以上前にこの組合員の面接を実際に担当した人物の供述書を提出した。この人物はその供述書の中で、「このずっと昔の面接の中でも、そしてそれ以降もこの組合員と社会保険について話したことはない」と明確に述べている。理由は明快。社会保険を取り扱っていたのは日本人の職員だけだったのだ。

証拠、法律のいずれを見ても、この裁判は原告である組合員の側に有利に進んであるのは明らかである。

この事件は本当に氷山の一角で、多くの教師達がこうした処遇によって損害を被ってきた。正義が全面的に実現され、大阪外語がその違法行為の代償の支払いを命じられるのか、やがて明らかになる。


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