大阪外語専門学校の珍妙な「主張」

2017年3月、ゼネラルユニオンの組合員が大阪外語専門学校を提訴し、ゼネラルユニオンはこの裁判を支援することになった。この専門学校がこの組合員を長期間社会保険に加入させなかったために、この組合員は受け取る年金額に損失を被り、その損害補償を求めての裁判である。

公判は継続中だ。被告(大阪外語専門学校)が何をどう主張しているのか興味をお持ちの方はこのリンク先をお読み頂きたい(ただし英語)。以下にその要点をご紹介する。
 


曰く;

・この組合員は雇用された際に社会保険についての説明を受け、加入することもできることが提示された(ところが法廷には、「その当時、ここで働く外国人の中には社会保険に加入することができた者もいなければ、説明を受けたことがある者さえいなかった」との陳述書が提出されている)。

・仮に被告(大阪外語専門学校)の側に法違反があったとしても原告(ゼネラルユニオン組合員には被った損害はない(この組合員が現在受け取っている年金額は、同組合員が本来受け取るべき金額よりずっと少ないのだが)

・仮に被告に損害があってそれが補償されなければならないとしても、原告が負担すべき社会保険{厚生年金と健康保険)料は保障金額から差し引かれなければならない(被告は自分の方の負担額は払ったこともないし、「そもそも自分達は法律を破ってはいない」と主張している)

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裁判所での審理は続いている。我々は、大阪外語専門学校が「ゼネラルユニオンから最初に交渉の要求があった時にこれに応じて解決しておけば、結局は安上がりだった」と気付くことを願うばかりである。


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