悪徳商法・人権無視と闘うNOVA争議

テレビCMの露出ぶりで有名な英会話のNOVAだが、その実態はひどいものである。売上金の多くが広告と新規投資にまわされる結果、肝心の人件費やレッスン内容の向上に使われるのは、ほんのわずか。長時間労働で低賃金、違法なサービス残業もあり、教職員たちの間では「NOVAとはNO Vacationの略」と皮肉られている。
ゼネラルユニオンの要求や労働省の勧告に抵抗して雇用保険にも加入せず、多くの講師が無権利で退職していった。(ようやく雇用保険には、加入決定をしたが、手続きが遅滞して未完了)。さらに、NOVAの就業規則には、驚くべき人権無視の条頂がある。「外国人講師への薬物検査強制」と「生徒との交際?禁止」がそれだ。そして、この就業規則は、従業員代表の選出も経ていないことでも労基法違反の代物なのである。
とはいえ、会社のトップは「交際禁止条項は、書いてあるだけで実際の処分はしない」と組合側に説明してきた。ところが、NOVAの富山校で、敢然と生徒と婚約した外国人講師が突然解雇されるという事件が起こった。しかも、「一方的な通報」のみを根拠に処分の文書を送付しただけで、本社からの調査も本人聞き取りもしていない。またこれと前後して、「職場結婚さえ認められなかった」、「病気になっても、生徒の通院している病院に行かないようにと言われた」等々の苦情が組合に寄せられている。

こうした事態に、ゼネラルユニオンは、一斉調査と被害者救済に乗り出すことになった。そして、人権擁謹委貝会への申し立てから、裁判提訴、生徒へのアピール、記者会見や国会質問などを順次展開してきた。NOVAの不法な実態が衆目の監視にさらされる日も近い!