ECC講師ら10都府県でスト―昇給獲得し、組合加入も相次ぐ

ゼネラルユニオン最大の労組支部である英会話全国最大手「ECC」で、賃上げや社会保険の「春闘」が高揚中だ。

ECCは、週29.5時間の契約で社保逃れをしてきたが、ユニオンは永年の闘いで加入させてきた(本年10月から週20時間の加入基準も法制化)。
今回の賃上げ根拠は、この保険料本人負担や、消費税・物価上昇をカバーするベアでもあった(会社は別途、年数億円の保険料を負担)。
昨年10月の府労委斡旋でのベアに納得せず、16春闘で12,000円の賃上げを要求した。団交決裂後の4月23日、再三の全国共闘会議を経て、ついに関西52・東海20・東京労組50名の常勤講師が終日ストに入った。
全国の都府県の授業が停止し、その威力は決定的であった。ユニオンは、日本人スタッフや生徒を対象に、「スト説明・協力依頼」をも一斉送信し、理解を求め た。
当日は「ストの鎖」が大阪本社を包囲した。ついに会社側は、社保への全員加入を再確認したうえで、「月 6,000円昇給」と、日本人非常勤講師の時間給アップ、 関東手当の復活を回答してきた。まさに統一ストの勝利である。
しかし、その後の団交で、配分をめぐって労使対立が生じ、かつ、約束済の「12,000円要求への継続協議」の進展がみられないため、第3波の全国ストを、 6月8日と7月2日に通告した。その間は団交も続くが、スト毎にユニオンへの加盟者が増えている。