派遣ALTが西日本で初めてストライキを敢行か?

さてあなたは93,000円で一か月暮らせるだろうか。NOVAはまるで魔法のような計算式に基づいて、ALTは8月に冬眠するとでも思っているようだ。そして12月、1月更には3月にも、8月ほどではないにしても半冬眠状態に入ると。

我々はみんなNOVAの理屈は熟知している。そして、これらの月に教師達が働く時間は他の月より短いのだから給料が少ないのは当然だと思っている人もいるかも知れない。だが、これらの教師は本当に「短時間労働者」なのか。

4月、5月、6月、9月、10月、11月、そして2月―彼らはそうではない。週5日で40時間、目いっぱい働くのだ。

だから彼らは普通の「短時間労働者」いわゆるパートとは違う。パートであれば、ある職場で働かない日には別のところで働ける(もっとも、「週5日・40時間働いていても平日の夜や週末に働ける」と言ってしまえばそれまでだが)。給料の少ない月にはどうしたらいいのだろう。こんな状態に置かれている多くのALTに1か月や2か月限りの仕事があるだろうか。

ありはしない。何月かは関係なく、派遣会社が「フルタイム」と宣伝している仕事によってこそ教師達は生きながらえることができるのだ。

寝屋川市教育委員会に勤務するNOVA所属のゼネラルユニオン組合員達はこうした理由から、毎月23万円の給料を満額支払うようNOVAに要求している。学校が休みの期間であっても喜んで働く意思を表明している。実際NOVAはこれらの教師達に、収入の少ない月にはNOVAの他の仕事があるとも言っていた。だが実際に組合員達が仕事を求めて連絡しても、実際には何の仕事も提供されなかった。

つまり、国民の税金で賄われているALTシステムが日本の英語教育にほとんど役立っていない(インタラックやNOVA、その他のALT派遣会社の利益にはなっても)という大きな問題がここに表われているのである。ALT達の低賃金と劣悪な労働条件は、これらの会社への広く深い反感と不信をもたらしている。新しい任地に派遣されたALTは、照明のスイッチの場所やどこにトイレがあるかを覚えるより前にその職場を離れることを余儀なくされる。暮らしていけないからだ。昨年ゼネラルユニオンも含む教育関係の労働組合が開催したセミナーに参加したある日本人の正規教員の言葉である。「我々日本人教師は、ALTがコロコロ変わることに辟易しています。一緒に働くことになじんだと思ったらそのALTはいなくなるのです。セミナーに参加してその理由がわかりました。労働条件が悪く、給料が安いことだったのですね」と。

我々はNOVAに通告する。「月23万円の給料の満額支払いかそれとも争議か」。そして全組合員に、ALTの賃金と労働条件にとって重要なこの闘いへの支援を呼びかける。


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