名古屋国際学園とゼネラルユニオン

2020年1月16日、ゼネラルユニオンは名古屋国際学園を相手取って大阪府労働委員会に不当労働行為救済を申し立てた。

ゼネラルユニオンの役員はこの申立てに至るまでの期間、社会保険加入の条件が日本人と外国人との間で異なること、出産休暇、年次有給休暇、勤務評価や昇進、教師に対する学校側の対応の在り方等、学校の問題点を話し合いの中で指摘してきた。

学校側が教師のセクシャル・ハラスメントの申立てに対して取った対応をきっかけとして組合の組織化が始まっていた。

使用者にはセクシャル・ハラスメントへの対応策を持つ法的義務があるのだが、この学校はこの申立てが提出されるまでそうしたものを持ってはいなかったのだ。

申し立てを行なった組合員は学校側の対応に納得せず、「この件についてはゼネラルユニオンと対応を協議する」と学校側に告げた。

その結果この組合員は、年度末の勤務評価では「優秀」との評価を受けていたにも関わらず、「サラリー・ラダー」と呼ばれるこの学校の昇進システムへの申し込みを拒まれることとなった。

その理由について当初学校側は「健康上の懸念」と本人に伝えていた。だがその後、組合との公式、非公式協議の中で学校側は、「学校側の対応の意図を問いただすことは学校の方針に反する」、つまり、「教師は全員、同僚とのコミュニケーションは善意を以って行なわねばならない」と述べたのである。

またこの組合員が学校側へのメールの中で「問題への組合の関与を述べたことは、昇進システムへの申し込みとは相容れない行動だ」とも、学校側は本人に告げていた。
2019年12月には、この組合員以外の教師達は次年度の契約更新の用意があることを学校側から伝えられていたが、この組合員にだけはそうした連絡はなかった。

ゼネラルユニオン役員との私的な会話の中で、この学校の校長(当該組合員の以前の音楽教師)は「契約を更新するつもりはない」と述べた。

そして信じがたいことだがこの校長は「あの組合員は年齢の割には法律のことを知り過ぎている」とも語ったのである。

この組合の元には「学校に不満があるのなら他所で仕事を探すべきだ」とのメールも届いた。

この組合員の学校への批判は、待遇と見合わない過重な業務量から始まりセクシャル・ハラスメントの申立てへの対応に至るものであった。

ゼネラルユニオンの不当労働行為救済申立てへの学校側からの答弁書には事実についての不正確な記述があるのみならず、以前セクシャル・ハラスメントの申立てに関連しその内容が個人のプライバシーに関わるので部外秘にすべきと学校側から勧められ、学校が安全な場所だと確認された後にのみ公表するとされた事柄があからさまに記載されている。

こうしたやり口は、この組合員を侮辱し、加えてその証言の価値を貶めようとすることを狙ったものだと考えざるを得ない。

それは、現在の学校中枢がセクシャル・ハラスメントの申立てへの適切な対応を行なうことができないことを暴露している。

こうした学校側の対応は、他の教師達の憤激を呼んでいる。

学校側のこのような態度が改められないとしたら、それはセクシャル・ハラスメントの申立て等を行なうことができない「恐怖の文化」をこの学校に根付かせることとなる。

ゼネラルユニオンはこれを容認しない。

名古屋国際学園のゼネラルユニオンへの連絡は以下で。
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。


メールアドレス:union(@)generalunion.org

日本語Facebook : www.facebook.com/GeneralUnionJP

英語Facebook : www.facebook.com/GeneralUnionJapan


footer f footer h footer m footer s

Additional information