社会保険についてのゼネラルユニオンへの問い合わせ

ご想像頂けるだろうが、ゼネラルユニオンには組合員、非組合員のいずれからもメールでの問い合わせが多く寄せられる。

こうした問い合わせへの我々からの返信の多くには、どなたにも役立つ情報が含まれていると思われることから、以下に社会保険について寄せられた問い合わせのメールと我々からの返信とを紹介する。

 

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ゼネラルユニオン様

私は大阪で教師をしていて現在国民健康保険に加入していますが、社会保険への加入に関心があります。というのは、私は最近結婚し、妻の年収は100万円以下なのです。

以下が質問です。

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社会保険に加入すれば、今の職場以外のところでも働いたり個人レッスンをしたりすることはできなくなるのでしょうか? 一つの学校からの収入だけでは生活は成り立ちませんし、どうしたらいいか心配です。

私の知る限りでは、加入要件を満たせば「加入できる」ということですが、例えば、労働時間が週20時間以下だったり月収が88,000円以下であっても雇い主が親切で社会保険への加入を認める、と言われたらどうなるのでしょうか?

回答をよろしくお願いします。

 

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メールを拝見しました。

社会保険(あるいは私学共済)に非常勤として加入している場合には、他の仕事をしてもほとんどの場合加入継続は可能です。

ある意味、あなたにとっては非常に好都合です。健康保険の保険料は一つの職場からの収入に基づいて決まるからです。これは大きな節約になります。

とはいえ、不利な点もあります。厚生年金保険料も同様に一つの職場からの収入にのみ基づいて決められるために、最終的に受け取れる年金額は平均以下になるだろうからです。

最近まで、週30時間以上働いている労働者は全て社会保険加入が義務でした。こうした条件の下では、会社や学校はこの条件を満たしていない労働者であっても、その他の要件を満たしていれば加入させることを決めることができました。

法は、週30時間以上働いている者は全員加入させなければならない、としていました。 

例えば、同志社高校の規則には「週10時間以上かつ週3日以上勤務している者は加入する」と述べられていました。他の学校、例えば薫英女学院では「週8時間以上」とされ、勤務日数の制限はありませんでした。

しかし法律が変わったことから、今年から週20時間未満しか働いていない人については、会社や学校が加入させることはできなくなりました。

しかしここ日本では、労働時間を1時間目の授業から最後の授業までと計算することで、この法の制限に対処している学校もあります。

こうすることで「週3日勤務」の人の週当たり労働時間は20時間を越え、学校は社会保険への加入を継続できているのです。

しかし、週の授業時間が20時間未満の新入教師については一切加入させない、とすることにした学校もあります。

ですから、あなたの会社が現在の給与のままで社会保険への加入をあなたに呼びかけているのであれば、あなたにとっては結構なことだと思います。社会保険は国民健康保険よりずっといいからです。

また、あなたのパートナーは収入が多くありませんから、あなたの社会保険に扶養家族として加入できるはずです。年金について大きな節約になります!

以上の説明が、あなたを混乱させないことを希望しています。ご不明な点があれば、遠慮なくまたご連絡ください。

もう一つ:組合への加入をお考えになったことはありますか?

 我々の現在の体制では、組合員以外の方にはこのようなアドバイスの提供しかできません。

もっと知りたいと興味をお持ちであれば、喜んで相談の機会を用意します。

 

敬具

 

ゼネラルユニオン


メールアドレス:union(@)generalunion.org

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